『Whois情報公開代行』とは?バリュードメインでの設定方法

ドメインを取得する際、ドメインの管理者情報として、名前・住所・連絡先などの登録を求められます。

なお、登録した個人情報は『whois』というサービスにより、ネット上に公開され誰でも閲覧することができます。

しかし「ネット上に個人情報を公開したくない!」という方もいるでしょう。

個人情報を公開したくない時は、『Whois情報公開代行』というサービスを使う事で、登録する個人情報はドメインを提供している会社のものにすることができます。

例えば、バリュードメインで取得したドメインなら、バリュードメインの名義でドメインの管理者情報を登録することになります。

バリュードメインで『Whois情報公開代行』を設定する手順

バリュードメインの新規ドメイン登録画面で、『弊社の代理名義にする』ボタンをクリック。

名義を代理公開する場合、ユーザー情報が適正かのチェックを行います。正しくない場合はエラーが出ますので、修正ください。

「悪い事したらドメイン停止します。裁判沙汰になったら勝手にユーザー情報に戻します。いいですか?」と同意を求められるので、「OK」をクリック。

[同意いただく必要があります]代理名義になされた状態で、広告メール等の迷惑行為・規約違反・違法情報の提供を行われた場合は、弊社の判断でドメイン停止いたします。また、ICANNの定める規定に違反する場合、ドメイン紛争が起きた場合、また、法的な争いが生じる場合は、「ユーザー情報に戻ります」ので、当事者間での解決をお願いします。宜しければOKを押してください。

名前・住所・連絡先などの登録者情報が全て『ValueDomain』の情報になりました。

『ValueDomain』の情報に変わった登録者情報

でたらめな個人情報を登録するとドメインが凍結

ちなみに、この『Whois情報公開代行』を使わずに、でたらめなメールアドレスや住所を登録するのは絶対ダメです。

ドメインを管理しているICANNという機関の監視により、登録情報に不審な点があると、ドメインが停止され、サイトが表示されなくなります。

私も住所に入力不備があり、登録から数ヵ月後、サイトが表示されなくなりました。

バリュードメインに問い合わせたところ、すぐに解除の手続きを取ってくれ、復活まで数日かかりました。

特にメールアドレスは重要で、たまにICANNから以下のようなメールが送られてきます。

「確認のメールだけど、登録してる情報に変わりない?変更あったらすぐ変更してね」

このメールの宛先が存在してないと、ドメインが凍結され、サイトが表示されなくなります。