【FFFTPの初期設定】コアサーバー(バリューサーバー・XREA)

ファイルをサーバーにアップして、WEBサイトを表示させてみましょう。

サイト公開までの手順

  1. サーバーの登録
  2. 独自ドメインの取得
  3. ドメインの初期設定
  4. サーバーの初期設定
  5. FFFTPの初期設定

『FFFTPの初期設定』おおまかな流れ

  1. FFFTPのダウンロード&インストール
  2. FFFTPにサーバー情報を登録
  3. 『wwwあり』ドメインに『index.html』をアップして表示テスト
  4. 『.htaccess』による301リダイレクトでドメイン統一

FFFTPの初期設定

ファイルをサーバーにアップするには、『FFFTP』というソフトウェアを使用します。

『Windows ffftp-2.00.exe』をクリックし、ダウンロード。

『Windows ffftp-2.00.exe』の文字に矢印

ダウンロードした『ffftp-2.00.exe』をダブルクリックし、インストールを行ってください。

インストール画面では、すべて『次へ』を選びます。

インストールが終わると、以下のアイコンがデスクトップに作成されます。

デスクトップ上のFFFTPアイコン

アイコンをダブルクリックしてFFFTPを起動すると、ホスト一覧のウィンドウが自動で開きます。

『新規ホスト』をクリック。

※ホスト一覧が表示されない場合は、上部メニューの[接続]―[ホストの設定]を選択。

『新規ホスト』ボタンに矢印

サーバーを取得した際に届いたメールを参考に設定を行います。

各項目を入力し、『OK』をクリック。

FFFTPのホストの設定画面とバリュードメインから届いたメール

コアサーバーを取得した際に届くメールのタイトル ↓

CORESERVER.JP NEW SIGNUP (●●●●@s192.coreserver.jp)

FFFTPメール
ホストの設定名(T)FFFTP上で表示するサーバー名(なんでもOK)
ホスト名(アドレス)(N)FTPサーバー
ユーザー名(U)アカウント名(FTPユーザー名)
パスワード/パスフレーズ(P)パスワード

ホスト一覧に新規ホストが追加されます。

『接続』をクリック。

『接続』ボタンに矢印

インストール後、最初の一回目だけ「現在の暗号化の状態を保存しますか?はいを選択すると次回から他の暗号化方式を試行しなくなります」と表示されるので、『はい』をクリック。

これは「サーバーとデータを送受信する際は暗号化した方が安全です。だから、こちらで暗号化の方法を選んでおきましたよ。次からも同じ暗号化の方法で接続しますよ。いいですか?」と聞かれているだけです。

『はい』に矢印

正常に接続されると、画面右にいくつかのディレクトリが表示されます。

  • log ・・・ アクセスログ等
  • Maildir ・・・ メール用ディレクトリ
  • public_html ・・・ サイト公開用ディレクトリ
  • .bash_logout ・・・ ログアウト時に実行されるファイル
  • .bash_profile ・・・ ログアウト時に実行されるファイル
  • .bashrc ・・・ 設定ファイル

この中から、『public_html』をダブルクリック。

通常『public_html』以外のディレクトリを使用することはありません。

『public_html』ディレクトリに矢印

サイト設定において、wwwありとwwwなし二つのサイトを登録したので、『www.ore-server.com』と『ore-server.com』二つのディレクトリが作成されています。

  • fast-cgi-bin ・・・ PHP用CGIディレクトリ
  • log ・・・ アクセスログ等
  • ore-server.com ・・・ 転送用ディレクトリ
  • www.ore-server.com ・・・ メインディレクトリ

この中から、まずは『wwwあり』のURLをダブルクリック。

『www.ore-server.com』ディレクトリに矢印

まだ何もデータがないので、空です。

試しにテストファイルをアップしてみます。

『www.ore-server.com』ディレクトリ内が空っぽ

メモ帳などに適当な文字を書き、ファイル名は『index.html』で保存してください。

HTMLを書かなくても表示されます。

テストファイルを作るのが面倒な方へ↓

※圧縮していますので、index.zipを解凍してindexフォルダの中身『index.html』だけをアップロードしてください。

『index.html』を開いたメモ帳。中身は「test」の文字だけ

ファイルのアップロードはFFFTP上で操作してもできますが、ドラッグ&ドロップ(マウスの左側のボタンを押したままマウスを移動)でもできます。

デスクトップ上に置いた『index.html』ファイルをFFFTPの画面右側にドラッグ&ドロップ。

パソコンのデスクトップからFFFTPに『index.html』をドラッグ&ドロップ

インターネットブラウザで、wwwありのURLにアクセスしてみましょう。

『https』なので間違えないように!

https://www.xxxxx.com

テストファイルの中身が表示されていますか?

エラーが出たり表示されない場合 ↓

表示が確認できたら、テストは完了です。

次は、『wwwなし』のURL設定を行います。

『wwwなし』のURLは、『wwwあり』のメインURLへ転送する為だけに用意します。

インターネットブラウザで『https://www.ore-server.com』にアクセスし、「test」と表示されている画面

FFFTP上の『↑マークが付いたフォルダアイコン』をクリック。

一つ上のフォルダへ戻ります。

FFFTPの『↑マークが付いたフォルダアイコン』に矢印

『wwwなしのURL』をダブルクリック。

『ore-server.com』ディレクトリに矢印

まだ何もデータがないので、空です。

『ore-server.com』ディレクトリ内が空っぽ

wwwなしのディレクトリには、『.htaccess』というファイルをアップロードします。

『.htaccess』には、wwwなしのURL(https://ore-server.com)にアクセスしてきたユーザーを、wwwありのURL(https://www.ore-server.com)に転送する為の設定が書き込まれています。

※圧縮していますので、htaccess.zipを解凍してhtaccessフォルダの中身『.htaccess』だけをアップロードしてください。

301リダイレクトの設定を書き込んだ『.htaccess』の中身をメモ帳で開いた画面

デスクトップ上に置いた『.htaccess』ファイルをFFFTPの画面右側にドラッグ&ドロップ。

パソコンのデスクトップからFFFTPに『.htaccess』をドラッグ&ドロップ

インターネットブラウザで、『wwwなし』のURLにアクセスしてみてください。

『wwwあり』のURLに自動で転送されれば、作業は終わりです。

インターネットブラウザのURLが『https://www.ore-server.com』になっており、「test」と表示されている画面